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機能的なカラダって? ACTIVATE GYMにマシンが少ない理由


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ACTIVATE GYMは一般的なトレーニングジムと違いトレーニングマシンはほとんど設置していません。

なぜマシンを置いていないかというと、カラダを機能的に動かせるようなトレーニングを中心に行なっているからです。

機能的に動かすとは、具体的にいうと立つ、歩く、階段の上り下りなどの日常生活動作やスポーツパフォーマンスなどの「動作に使えるカラダ」を作っていくということです。


マシントレーニングでは右の写真のように座っている状況で
背もたれがついたり寝ている状況でできたり、体が安定している中で行えるものがほとんどです。

これは、目的とする筋肉を集中的にトレーニングするためにはとても重要です。

しかし日常生活やスポーツパフォーマンスでは体が安定している状況で力を発揮することはほとんどありません。
例えば、「階段の上りで膝が痛い」という人がいて、大腿四頭筋という膝周りの力が弱いことが問題になっていたとします。

大腿四頭筋を鍛えるためには、「レッグエクステンション」という膝を伸ばす動きをマシンを使ってトレーニングを行うことで効果的に鍛えることができます。

しかし、実際に階段を上り下りする時には、体は背もたれについているわけではなく、立っている状態です。
さらに段に足を上げる際は片脚でカラダを支えているのでより不安定な状態です。

マシンで大腿四頭筋を鍛えたとしても、実際に階段の上りという不安定な状態での動作中にも筋力を発揮できるかというと、それだけだと効果的には発揮しづらいと言えます。

決してマシントレーニングを否定しているわけではありません。もちろん筋力がないまま動作の練習だけ行なっていても改善は得られません。

重要なのは動作の中に問題がある場合には体の問題点を1つ1つ改善しながら動作を組み立てていかなければいけないということです。

では何をしないといけないかというと、動作の中で安定して力が発揮できるようなトレーニングが大事になってきます。
その方法として体幹トレーニングであったり、スクワットであったり様々な方法があります。



下の写真に挙げたトレーニングは階段の上りの時に膝の負担を軽減させるためにとても重要なトレーニングです。
前側にしている脚に体重をかけているので片脚でカラダを支える状況に近づいてきており、階段の動作にも近い動きになっています。

ACTIVATE GYMにいらっしゃる方の中にはスポーツジムでマシントレーニングやウエイトトレーニングをたくさんやってこられた方も多くいます。
その方達も「自分の体重だけでこんなにきついとは思わなかった」「正しいフォームでやると力の入り方が全然違いますね」と驚かれることが多いです。

もちろんボディメイクなど筋肉を大きくしたり体のラインを綺麗にしたいという希望がある方にはウエイトトレーニングなど重りを使ったパーツごとのトレーニングも行いますが、
スポーツ選手や痛みで悩まれている方など動作のトレーニングが必要な場合にはマシンよりも自重を使った機能的なトレーニングが効果を発揮することがほとんどです。

皆さんも機能的なトレーニングをぜひ体験してみてください。





浜松市のパーソナルトレーニングジム ACTIVATE GYM トレーナー 野崎啓輔