その体重減少、本当に大丈夫ですか?<脱水と熱中症>
トレーニングの後に体重を計測する
よく見かける光景ですよね。
トレーニングをして汗を流し、カラダも温かくなり脂肪が燃焼しているような感じがして
そんなときに体重計に乗り体重が減っている。心の中で小さくガッツポーズしたくなるような気持にもなります。
でもちょっと待ってください。その体重減少は実は危険なサインかもしれません。
運動直後の体重測定では発汗による影響が大きく、そのタイミングで体重減少は脱水の兆候を示しています。
汗をかくことで体内の水分が失われますが、体重のわずか1%の水分喪失で体の深部温度の上昇につながってしまいます。
これは体重60kgの人だと0.6kgの体重減少がこの状態に相当します。
また、3~5%の水分喪失で心臓血管系に負担がかかり、体の熱を下げる機能が低下します。
これも体重60kgの人だと1.8kg~3kgの体重減少です。
実際には運動前後の体重を比較することで、脱水による影響かどうかを判断することができますが、
運動直後に体重が減っているということは単純に喜ぶだけでなく、脱水の兆候かもしれないのできちんと水分補給をする必要があります。
でも実際にどれくらい水分をとればいいのかよくわかりませんよね。
最近は、みなさん熱中症予防の意識も高まり、運動中の水分補給はこまめに行えていると思いますが、運動後の水分補給はどの程度行えばいいのかわからない人が多いと思います。
水分補給のガイドラインでは「トレーニング後に減少した体重0.45kgあたり、最低0.5ℓの水分を補給する」とされています。
減った体重よりやや多めに水分をとるのは、体液のバランスが整う前に排尿が起こってしまうためです。
運動後の水分補給が不十分な状態になると慢性的な脱水状態になってしまいます。
例えば1週間で体重が2.kg~4kg程度落ちているのは慢性的な脱水と言えます。脂肪の減少はここまで急激には起こらないからです。
慢性的な脱水状態では熱中症になりやすいので、いつも通りの運動をやっているつもりでも熱中症になってしまうことがあります。
この時期にはそんな脱水にも着目して定期的に体重を測ってみてください。
浜松市のパーソナルトレーニングジム ACTIVATE GYM トレーナー 野崎啓輔(理学療法士)
よく見かける光景ですよね。
トレーニングをして汗を流し、カラダも温かくなり脂肪が燃焼しているような感じがして
そんなときに体重計に乗り体重が減っている。心の中で小さくガッツポーズしたくなるような気持にもなります。
でもちょっと待ってください。その体重減少は実は危険なサインかもしれません。
運動直後の体重測定では発汗による影響が大きく、そのタイミングで体重減少は脱水の兆候を示しています。
汗をかくことで体内の水分が失われますが、体重のわずか1%の水分喪失で体の深部温度の上昇につながってしまいます。
これは体重60kgの人だと0.6kgの体重減少がこの状態に相当します。
また、3~5%の水分喪失で心臓血管系に負担がかかり、体の熱を下げる機能が低下します。
これも体重60kgの人だと1.8kg~3kgの体重減少です。
実際には運動前後の体重を比較することで、脱水による影響かどうかを判断することができますが、
運動直後に体重が減っているということは単純に喜ぶだけでなく、脱水の兆候かもしれないのできちんと水分補給をする必要があります。
でも実際にどれくらい水分をとればいいのかよくわかりませんよね。
最近は、みなさん熱中症予防の意識も高まり、運動中の水分補給はこまめに行えていると思いますが、運動後の水分補給はどの程度行えばいいのかわからない人が多いと思います。
水分補給のガイドラインでは「トレーニング後に減少した体重0.45kgあたり、最低0.5ℓの水分を補給する」とされています。
減った体重よりやや多めに水分をとるのは、体液のバランスが整う前に排尿が起こってしまうためです。
運動後の水分補給が不十分な状態になると慢性的な脱水状態になってしまいます。
例えば1週間で体重が2.kg~4kg程度落ちているのは慢性的な脱水と言えます。脂肪の減少はここまで急激には起こらないからです。
慢性的な脱水状態では熱中症になりやすいので、いつも通りの運動をやっているつもりでも熱中症になってしまうことがあります。
この時期にはそんな脱水にも着目して定期的に体重を測ってみてください。
浜松市のパーソナルトレーニングジム ACTIVATE GYM トレーナー 野崎啓輔(理学療法士)